システムエンジニアは転職こそが華

システムエンジニアの転職する技術へようこそ。
当サイト管理人の神谷です。
システムエンジニアの神谷です

システムエンジニアは転職することで給料を上げていきます。
もちろん今の会社で昇給することもあるでしょうが、年収を100万単位で上げることはできないでしょう。
会社ごとにある程度の給料ベースがあり、そこから脱線できないからです。
年収を100万、200万上げたいのであれば、それなりの求人を見つけて転職するしかありません。

幸い、システムエンジニアは転職する文化が認められている希少な業種です。
グローバル化が進んだとはいえ一般の職種は転職するのに抵抗を示されますが、システムエンジニアはその逆です。
転職回数が多ければそれだけ透明性のあるスキルを持っているとも言えるからです。

ただプログラマー未経験者が安易に転職をしてもうまくいかないでしょう。
10年ほど前まではプログラマーが枯渇状態だったため、未経験者でもその窓口は広かったのですが今ではその面影はありません。
プログラマー未経験者を雇ってくれるケースとして考えられるのは、25歳未満か、自己学習である程度のプログラミング技術を持ってる場合です。
例えば、30歳の未経験者が自己学習の末にプログラマー求人と巡り会い、転職したケースもありますがこれは稀な出来事です。
ただ自分の努力次第ではプログラマーになれることを証明した良い例かもしれません。

システムエンジニア歴18年目の転職する技術

私はSE18年です。
主にPHPを利用したWebシステムの作成を行っています。
システムエンジニア歴18年目

システムエンジニアになったキッカケは?

大学の専攻が情報学科だったためです。
5年ほどSI会社に勤めていましたが、転職を考えていた頃に知人の紹介でフリーで仕事をすることなりました。
最初は、そのあとまた転職活動をすればいいと思っていましたが、次々仕事が繋がってしまったので、まあいいや、とそのままフリーランスになっていました。

フリーランスの初仕事はどうやって探した?

知人の紹介でした。
実は最初にフリーで仕事をしたのは会社員の頃で、当時はまだサーバ会社の人以外がCGIを使える時代ではなかったので、まったく仕事に無関係の知人の紹介で仕事を受けることになりました。
副業が許されている会社だったので問題はありませんでした。
完全委託で1ヶ月ほど、値段は20万ほどのWebシステム作成でした。

初仕事はどんな案件だった?

株取引のシミュレーションでした。
その前にごく簡単なメールフォームを作りましたが、それは仕事というよりアルバイトみたいな印象だったので、初案件はこの「株取引のシミュレーション」という認識です。

納品までの流れは?

知人の紹介で、仕事としては孫受けのような立場だったので、言葉は悪いですが最初から最後までかなりなあなあな仕事状態でした。
詳しいことはすべて間に入ってくれた人から聞き、自宅で仕事、納品物は直接サーバ上に設置して終了でした。特にいらないといわれましたが、一応簡単に仕様書を作成し、納品物もROMに収納して渡しました。

システムエンジニアになっての感想

新卒の頃からシステムエンジニアとプログラマーを兼任してきました。
5年ほど勤めた会社が少しかわっていて、新人だろうがベテランだろうが基本は一人で仕事をするスタイルだったので、もともとの性格もあったのか、一人でフリーランスという形で仕事をするのに向いていたので続けてこれたのだと思います。
フリーエンジニアは会社員にくらべたら確かに生活は安定しませんが、時間を自由に使えるメリットは大きいです。
今後は生活に困窮しない限り、フリーでの生活を続けたいと思います。

案件選びのポイント

最初に仕事をする相手とは、なるべく小規模な案件から選ぶようにしています。
もしも何かあったときにもお互い火傷が軽症ですむための用心ですが、運がよかったのか、今のところ妙な相手や案件にあたったことはありません。

一度仕事がうまくいけば、相手方も新規で別の人を探すよりも面倒がないので、同じ相手から次々と仕事がきます。
それを考えて、なるべく最初の仕事は多少割りに合わないぐらいの値段で行っています。まれに最初から割りの良い金額のときもあるので、それほど損になることはありません。

開発の場合、既存システムの改修などを選ぶことが多いです。
いじったことのないフレームワークでも、そのとき覚えればその後のほかの仕事にも繋がるので、しり込みせずに挑戦します。

新規案件の場合は値段はいいのですが、時間もかかるので、なるべく他の案件と重複していない時期を狙って選びます。
つねに、大きな案件1件+小規模案件を複数かかえているぐらいが仕事量・収入として適正なので、その状態になるように調整します。

システムエンジニアになる若者へ

システムエンジニアというより、フリーエンジニアとしての心得を少々・・・。
フリーで、とくに在宅で仕事をしていると、自分だったら遊んでしまってムリだ、とよく言われますが、実際やってみれば誰でもできます。ずっと遊んでいる方がムリです。
なので、誰でもフリーランスでやっていけると思いますが、実際は向き不向きもあるので、自分にあった形態を見つけるといいと思います。

基本的に一人でもくもくと仕事をするので、あまりしゃべらなくてよさそうですが、実際打ち合わせもあるし、新規で仕事をする相手の場合面接もあり、誰もフォローしてくれないので、コミュニケーション能力も大切です。
あとは適当なスキルがあれば普通に食べていけると思います。

自分でもそれほどバリバリやっているわけではないので、仕事のアドバイスはあまりできませんが、とりあえず2点ほど。
在宅でやっているとものすごく運動不足になるので、少しでも打ち合わせで出かけるような案件を選ぶといいです。そうじゃなければ定期的に運動を。
あと、人手不足の業界では、契約でもなんでも社員でやってくれないか、という誘いがよくあります。一度フリーランスになって保険とか色々と変更手続きをしたあとで会社員になり、またフリーにもどると非常に手続きが面倒です。誘いはよく考えて受けましょう。