Home > 先輩方の転職する技術 > プログラマーからシステムエンジニアへの転職マニュアル
東京都・42歳男性・PG5年、SE15年、PM(PMO)15年
IT業界へはプログラマーとしてスタートし、経験を重ねるに連れ開発チームリーダー、SE、SEリーダー、PMと上流職へシフトをしています。
基本なんでもやりますが、経験として多いのは基幹システムリニューアルや業務よりの案件になります。
変わりどころとしてはゲームの開発やCPUの開発などにも参加した経験があります。
20歳の時に市販パッケージ開発会社へ入社しました。
会社員として2年半程、市販パッケージの開発プログラマーとして製品の新規開発、保守、サポートなどの業務をこなしていました。
その後システムエンジニアになるべく転職しました。
でも当初4人体制だったチームが最後は自分一人となり業務量増加に見合う報酬アップか人員増強のどちらかをお願いしたのですが叶えられず退社を決意しました。
少し間を置いてから退社した会社から連絡があり「困っている、フリーランス契約なら希望の報酬を叶えられると思うので戻って来てくれいないか?」という打診がありフリーランサーになった次第です。
前述の通り会社員として所属していた会社から仕事の発注を継続的に頂いていたので特に困ることはありませんでした。
生保会社の大規模システムリニューアルに伴うアプリケーションリプレースの開発リーダーを務めました。
期間としては1期が1年、間が空いて2期が1年半でLotus123のマクロをExcelへ移行する案件となります。
月額固定で50万円で契約していました。
会社員とあまり変わりません。
期間が長いのでマイルストーン毎に遅延や問題がなければ毎日きちんと仕事場へ向かいさえするば特に難しい事はなく納期通りに開発終了し無事検収を頂きました。
収入は常に同世代の会社員と比較して高額を得ている認識です。
その分、仕事ができなかったり勤怠に問題があると会社員よりは厳しく追及され、最悪、途中で簡単に契約打ち切りというリスクがつきまといます。
後、会社員と違うのは、有給がない事、確定申告など税金関係について全て自分主体で行わなければいけない事。
これは慣れるまで結構、面倒ですね。
貯蓄さえあれば、案件と案件の間に好きなだけ休んだりできるという自由さはいいですね。
受注額、案件内容、職場の雰囲気、ポジションのバランスで案件を決めています。
極端に受注額が低かったり、受注額に見合わないような高稼働だったり、矛盾が多すぎるなどストレス要素が多いようだと早期に離脱するようにしています。
これからの時代、システムエンジニアは大きな競争の波に飲み込まれるでしょう。
例えば最近だと、クラウドワークスをはじめとした在宅でワークを行える土壌が増えてきています。
昔も今も変わらないのは作業場所や時間がどうあれ常に発注元との良好な関係を保つことです。
自分なりのキャリアパスは常に構想しておき、できるだけそこへ近づけるような内容の案件をしていくと良いでしょう。
システムエンジニアの転職を支援しているサービスもあるので、そいういった武器を利用するのも良いと思います。